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トピックス

ラグビー

 

2011年W杯に向け、日本代表がラグビー王国で始動

2010年6月4日 2011年にニュージーランドで開催されるラグビーワールドカップ。世界の強豪チームが集まる同大会に、元オールブラックスのスター選手ジョン・カーワン率いる日本代表チームが予選を勝ち抜いて見事出場を決めました。

2010年5月、次の目標であるIRBパシフィック・ネーションズカップ前の強化試合のため、ワールドカップの下見を兼ねてニュージーランドを訪れたカーワン・ジャパン。ラグビー王国で充実した練習を行った桜の戦士たちから、ワールドカップ2011に向けての意気込みをうかがいました。

日本代表の誇りを持って国際試合に挑む、カーワン・ジャパンに特別インタビュー

2010年5月30日から6月5日までオークランドに滞在したカーワン・ジャパン。ノースショアのノースハーバー・スタジアムやシルバーデール・ラグビークラブのグランドで練習に汗を流し、6月4日にはノースハーバー・スタジアムでノースハーバー州代表との強化試合を行いました。

ノースハーバー・スタジアムは、2011年のラグビーワールドカップで日本代表が初戦となるフランス戦に臨む場所。そのグランドで練習と試合を行うことは、シミュレーションという意味でも良い機会になったようです。ワールドカップで2勝するという目標を掲げ、気合十分のジョン・カーワン・ヘッドコーチと菊谷崇キャプテンほか数人の選手にお話をうかがいました。

●ジョン・カーワン・ヘッドコーチ
Q. ワールドカップに向けての準備はいかがですか?
A. 先日出場を決めたばかりですが、ワールドカップに参加できることをとても楽しみにしています。現在、チームのコンディションも良いですし、2011年のワールドカップでは必ず2勝できるように皆頑張っています。

Q. ニュージーランド滞在中はどのようなトレーニングを行いましたか?
A. この5週間というもの、宮崎合宿を皮切りに厳しいトレーニングを重ねてきました。その結果、フィジカル的にはかなり強くなったので、ニュージーランド遠征ではよりメンタルな部分に焦点を当てています。そして体の管理もしっかり行い、この後のパシフィック・ネーションズカップで100%の力が発揮できるように良い状態をキープしたいと思います。

Q. 日本のラグビーファンにメッセージをお願いします。
A. 日本代表チームの強さは頭脳プレーとスピードです。ワールドカップではその良さを存分に活かして戦います。フランス戦では地元ニュージーランド人にも日本代表を応援してほしい。たくさんの日本人サポーターにも来場していただき、日本人とニュージーランド人の両方から声援をおくっていただけると嬉しいです。ぜひニュージーランドへ観戦に来てください。

●菊谷崇選手
Q. ニュージーランド滞在はいかがでしたか?
A. ラグビーをするためにタウランガで長期滞在をした経験がありますし、試合でも何度も訪れているのでニュージーランドはとても馴染み深い国です。ラグビーが国技だけに、ラグビー選手にとって恵まれた環境が整っていますね。ノースハーバー・スタジアムのようなラグビー専用フィールドも日本には少ないので、こうした素晴らしい会場で練習と試合ができたのが嬉しかったです。

Q. ワールドカップに向けての抱負をお聞かせください。
A. ワールドカップでは日本代表の誇りを持って結果を残したいと思います。でもまずはあまり先ばかりを見ずに、この次に控えたパシフィック・ネーションズカップなど目の前の目標に一つずつ集中したい。それがおのずと結果に表れたらと考えています。

Q. 日本のラグビーファンへメッセージをお願いします。
A. 日本代表は上位チームと比べると体格差でハンデがありますが、そこをスピードで翻弄して見応えのある試合展開をしたいと思っています。面白い試合を世界中の皆さんに観戦していただけるよう、JK(ジョン・カーワン)を筆頭に練習していますので、応援をよろしくお願いします。

●小野澤宏時選手
Q. ニュージーランド滞在で印象に残っていることは何ですか?
A. 食べ物がすごくおいしいですね。特にサラダがおいしい。僕は野菜が好きなので食事を楽しみました。ラグビーが盛んなお国柄からか、グランドに多くの人々が見学に訪れていたのも印象的でした。目の肥えたラグビーファンの方々の前で練習するのはいい刺激になりました。

Q. ワールドカップに向けての抱負をお聞かせください。
A. これまでのキャリアを通して経験したことを全力で試合にぶつけたいと思います。そうすればいい結果が出せると考えています。

Q. 日本のラグビーファンへメッセージをお願いします。
A. 開催国のニュージーランドは日本とほとんど時差がありません。遠いように感じられるかもしれませんが飛行機に乗ればすぐに着きますので、ワールドカップの際には応援に来ていただけると嬉しいです。

●大野均選手
Q. ニュージーランド遠征全体を振り返ってどのような感想をお持ちですか?
A. ハミルトンにラグビー留学していたこともあり、ニュージーランドは大好きな国です。街のあちこちに芝のグランドがあり、ラグビーポストが立っていて、その近くには小さいバーがあるという、ラグビー選手にとって環境のいいところですね。そんな場所でラグビーができたことに満足していますし、良い練習になったと思います。

Q. ワールドカップに向けての抱負をお聞かせください。
A. 日本代表はワールドカップで過去1勝してかしていないのですが、現在のチームはJKがヘッドコーチになり、ワールドカップで2つ勝つという目標が現実的なものになってきています。2011年はワールドカップでの2勝を実現したいと思います。

Q. 日本のラグビーファンへメッセージをお願いします。
A. ワールドカップで2勝を達成して皆さんとともに喜びたいと思っています。現地に来られない方もぜひテレビの前で応援してください。それが僕たちの力になります。一緒に戦いましょう!

●遠藤幸佑選手
Q. ニュージーランドに滞在してどのような印象を持たれましたか?
A. ラグビーの環境が最高ですね。空港に到着した時もホテルでも現地の方々が「頑張れ」と声をかけてくれるし、ノースハーバー・スタジアムも素晴らしいです。日本にはない柔らかな芝のグランドでプレーがしやすいですし、陸上のトラックがないから観客席とフィールドの距離が近いのも良いですね。

Q. ワールドカップに向けての抱負をお願いします。
A. まだ代表選手に選ばれていないのでパシフィック・ネーションズカップなどを通して自分の力をアピールし、代表入りすることが第一目標です。メンバーに入ることができたら、僕自身が抱えている課題を少しずつ克服して本番に備えたいと思います。

Q. 日本のラグビーファンへメッセージをお願いします。
A. 日本を代表して日の丸を背負って戦うので、恥ずかしくない試合をしたいと思います。観ている人たちが熱くなれるようなプレーを見せますので応援よろしくお願いします。

●堀江翔太選手
Q. クライストチャーチにラグビー留学されていたそうですが、代表選手としてこの国へ戻ってきたことに対してどのような想いがありますか?
A. クライストチャーチもそうでしたが、やはりニュージーランドの人々はラグビーが好きなんだなと実感しました。僕たちの練習を見学される人たちもたくさんいて、日本ではあまりないことなので嬉しいですね。

Q. ワールドカップに向けての抱負をお聞かせください。
A. プレーではスピードを意識したいと思います。僕自身の抱負としては、トップレベルのチームと当たるわけですが、ニュージーランドでもラグビーをやってきたのでその経験を活かしてフィジカル面でも強さを発揮したいですね。留学時代にお世話になったカンタベリー地方のラグビー関係者にも僕がどれくらい成長したかを見せたい。そしてチームが勝てれば最高です。

Q. 日本のラグビーファンへメッセージをお願いします。
A. ワールドカップ2011ではぜひニュージーランドまで足を運んでいただいて、僕らと一緒に戦いましょう。オールブラックスともワイカトで対戦できるので楽しみです。絶対に勝ちたいと思いますので応援をお願いします。

世界トップの20ヶ国が参戦するラグビーワールドカップ

1987年以来、4年に1度開催されているラグビーワールドカップ。第7回目となる2011年大会はニュージーランドを舞台に9月9日から10月23日まで、20ヶ国が優勝を目指して戦います。

同大会ではまず出場チームを5ヶ国ずつ4つのプールに分けて本大会一次リーグが行われ、各プールの上位2チームが決勝トーナメントに進出します。2008年12月1日の組み合わせ抽選会により、日本はプールAに振り分けられました。同プールの参戦チームは、ほかにニュージーランド、フランス、トンガ、カナダ。リーグを勝ち上がり、ラグビーの聖地であるイーデン・パークでの決勝戦に駒を進めるのはどのチームでしょうか。テンポの速さに定評のあるカーワン・ジャパンのパフォーマンスに期待しましょう。

ラグビーワールドカップ2011 日本代表チームの試合スケジュール(本大会一次リーグ)

2011年9月10日 フランス戦 ノースハーバー・スタジアム(オークランド・ノースショア)
2011年9月16日 ニュージーランド戦 ワイカト・スタジアム(ハミルトン)
2011年9月21日 トンガ戦 ノースランド・イベントセンター(ファンガレイ)
2011年9月27日 カナダ戦 マクレーン・パーク(ネイピア)

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©: Anna Thomas