ラグビー・ワールドカップ2011のスケジュール変更について
2011年3月30日
今年2月の震災の影響により、クライストチャーチで行われる予定になっていたラグビー・ワールドカップ予選プール5試合の会場が他都市に変更されることになりました。このうち3試合については南島で会場が確保されました。 本日(2011年3月20日)の公式発表によると、ネルソン、ダニーデン、インバーカーギルの各地で1試合ずつ増え、北島のウエリントンとオークランド・ノースショアのノースハーバーで計2試合が行われるということです。 10月8日と9日にクライストチャーチで予定されていた準々決勝2試合の会場は、オークランドのイーデン・パークに変わります。 トーナメント運営を担うラグビー・ニュージーランド(RNZ2011)による一連のスケジュール変更は、クライストチャーチの会場であるAMIスタジアムの被災を受けて調整されてきたものです。
変更後のスケジュール
アルゼンチン対イングランド戦は9月10日ダニーデンにて、オーストラリア対イタリア戦は9月11日オークランドのノース・ハーバーにて、イングランド対グルジア戦は9月18日ダニーデンにて、アルゼンチン対スコットランド戦は9月25日ウエリントンにて、オーストラリア対ロジア戦は10月1日ネルソンにて開催されます。 なお、本来ダニーデンで予定されていたスコットランド対グルジア戦は、調整のため9月14日にインバーカーギルで行われることになりました。 ラグビー・ワールドカップ会長バーナード・ラパセット氏は各方面の利害関係者が協力的であったことを次のように評価しています。 「クライストチャーチで予定されていた試合の移転を決断することは容易ではありませんでしたが、各方面の関係者が迅速な変更に尽力してくださったおかげで、5試合のうち3試合を南島に残すことができました」
ラグビー・ニュージーランド
RNZ2011のチーフ・エグゼクティブ、マーティン・スネッデン氏は、運営陣としてもなるべく多くの試合を南島内で開催する意向であったと語っています。 また、今日の発表は、先行きの不透明であった7チームのメンバーとファン、メディア関係者にとっても確定情報を伝えるものとなりました。 「物資や人材の輸送も含めて非常に複雑な調整が必要でしたが、各方面のパートナーの強力を得て確定に至りました」とスネッデン氏。 RNZ2011はまた、ダニーデンに新たに建設されているオタゴ・スタジアムが完成を目前にワールドカップ会場としての基準を満たしたこともあわせて発表しました。 「オタゴ・スタジアム側でトーナメント受け入れに必要な準備がととのったことが確認されました」
払い戻しについて
クライストチャーチで予定されていた試合とスコットランド対グルジア戦のチケットについては、一旦払い戻しとなります。また、既にチケットを購入していた方を対象に、優先的に代替チケットを購入できる期間を設けるということです。 競技場が変わったことで、参加チームの滞在先にも変更が生じています。 クィーンズタウンはアイルランド、ルーマニア、イングランドに加えてグルジアを受け入れます。一方、カンタベリー地方北部のハンマー・スプリングスにはオーストラリアのチームが4泊の日程で滞在することになりました。
カンタベリー地方住民の参加機会
ネルソン市長アルド・ミッチオ氏は開催試合が増えたことで南島内の旅行者の動きが活発になるだけでなく、カンタベリー地方の住民にとっても参加可能な状態になったと受け止めています。 「我々はいかにして旅行者に南島に滞在してもらうかを考えてきました。ネルソンでの試合が増えたことは非常にありがたいです」 ネルソンは9月28日から10月1日までの間、4チームめとなるオーストラリア代表を新たに受け入れます。 また、9月20日にトラファルガー・パークで対イタリア戦を予定しているロシアにとっては、ネルソンで2試合目を迎えることになります。そのため、ロシア代表も9月28日から10月1日の期間を含め、ネルソンで計6泊するということです。
ラグビー・ワールドカップ2011 予選プールのスケジュール変更
• 9月10日プールB アルゼンチン対イングランド - ダニーデン、オタゴ・スタジアム (20.30) • 9月11日プールC オーストラリア対イタリア - オークランド、ノースハーバー・スタジアム (15.30) • 9月18日プールB イングランド対グルジア - ダニーデン、オタゴ・スタジアム (18.00 ) • 9月25日プールB アルゼンチン対スコットランド - ウエリントン、ウエリントン・リージョナル・スタジアム (20.30) • 10月1日プールC オーストラリア対ロシア - トラファルガー・パーク、ネルソン (15.30)
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