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March 2011

 

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日本人旅行者が現地でニュージーランドを支援

2011年3月11日

2月22日のクライストチャーチ震災後、諸外国からの支援がニュージーランドに集まる中、日本から訪れていたある旅行団体の温かな気持ちが現地の人々の心の琴線に触れました。

一行52名様は、ニュージーランド出国の前夜、クライストチャーチとニュージーランドの人々への励ましの手紙を添えて、復興支援の寄付を申し出てくださいました。

手紙と寄付金は震災復興活動を運営しているニュージーランド赤十字のオークランド事務所に直接手渡されました。

心温まるメッセージ

九州から訪れていたこの団体からのメッセージは、すべてのクライストチャーチの被災者に向けて、最終日の宿泊先となったランデブー・ホテル・オークランドにあったレター用紙に、日本語と英語の両方で手書きでしたためられていました。

そこには、被災者に対するお見舞いと励まし、復興と人々の笑顔が戻ることを願う温かな気持ちが込められていました。

末尾には、52名の日本人旅行者より、と記されています。

添乗員として同行していたJTB九州の大竹氏によると、同社では10月以降にニュージーランド支援ツアーを組む意向だということです。

現地7日間の全国ツアー

JTB九州が手配したこのツアーは2月27日から7泊8日でニュージーランド全国を巡りました。

当初はクライストチャーチの市内観光が予定されていましたが、震災後であったため若干行程を変更し、カンタベリー地方のその他の見所を訪れました。市中心部を除いてはカンタベリー地方は通常どおりに旅行者を歓迎していました。また、北島でもゆとりをもって観光をすることができました。

オークランドでクライストチャーチ行きの国際線に乗り換え、クライストチャーチからはバスでテカポ湖、マウント・クック、アロータウン、クロムウェル、クィーンズタウン、ミルフォード・サウンドへ。

必見のミルフォード・サウンド日帰りツアーのほか、セントラル・オタゴのワインテイスティング、アオラキ/マウント・クックでのウォーキング、クィーンズタウンのゴンドラなどを満喫されました。

北島ではオークランド観光やロトルアのマオリ文化体験、ワイトモ洞窟のツチボタルなどを楽しまれたということです。

「特別な」計らい
ニュージーランド政府観光局の日本局長ジェイソン・ヒルは同団体の計らいが「特別な」ものであることを次のように語っています。

「ありがたいことに、キャンセルしようと思えばできたツアーにあえて来てくださったのです。誰かが苦境にある時に楽しむことを自粛する傾向のある文化的背景を考えると、ひときわ感慨深いものがあります」

「

この2週間、旅行予約の取り消しが続いていましたが、そろそろ落ち着きが見えてきました。新たな予約も入っており、見通しは上向きと言えます。報道も、現地の救援活動や日本人被災者と関係者への配慮ある対応を好意的に伝えるようになっています」

「ニュージーランドの国と人々のイメージは損なわれていません。今年の後半には、震災前に見られた成長が戻ってくると期待しています」

カンタベリー地方の旅
カンタベリー地方観光局によると、今回被災した地域は南島全体の1%だということです。それ以外はカンタベリー地方も南島も通常通りに機能しています。

南島の空の玄関口であるクライストチャーチ国際空港も、通常通りに運営されています。

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