ペンギンの保護
牧羊を営む農場の一画にあるペンギン・プレイスには、世界でも最も絶滅に近いと言われるイエロー・アイド・ペンギンが生息しています。現在の個体数は全国で5000~6000羽と推定されていますが、そのうち4分の1は南島の東海岸とスチュアート島、残りは南へ600kmほど沖に浮かぶキャンベル諸島とオークランド諸島にいます。マオリ語名のホイホは、騒々しいという意味で、耳をつんざくような鳴き声に由来するものです。オタゴ半島の先端に位置するイエロー・アイド・ペンギンの保護区までは、ダニーデンから車で約40分、アルバトロスのコロニーから5分程度です。1984年にハワード・マグラウサー氏とスコット・クラーク氏が保護区を開設した当初はわずか8組のつがいがいただけでしたが、その後36組にまで順調に伸び、両氏はエコツーリズム関連で数回表彰されています。保護プロジェクトに必要な費用は、旅行者の入場料で賄われています。保護区内で行われているガイド付きツアーでは、特別に地面に掘った通路を使って観察エリアへ移動します。通路も観察スペースも屋根付きでペンギンからは人間がほとんど見えないようになっているので、ありのままの姿をじっくりと見ることができます。
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