芸術と文化
先住民マオリの太平洋文化とヨーロッパ人の西洋文化が融合するニュージーランドでは、新鮮で活力に富む個性的な文化が生み出されています。キリ・テ・カナワなど世界の舞台で活躍するオペラ歌手から、身に付ける芸術作品で知られるワールド・オブ・ウエアラブル・アートのショーまで、ニュージーランドは国際的にも注目を集める、独自の芸術や文化に溢れています。世界的見地からすれば比較的若く、南太平洋に浮かぶ島国であるニュージーランドの環境が、世界のどこにも見られない、ユニークな文化を育んできたのです。
それでは、ニュージーランド文化とは一言で言えばどんなものなのでしょうか?これらの背景を考えれば、創意工夫に溢れた独創的な文化、そして多様性を受け入れ生かす文化だと言うことができます。
確かにラグビーを代表とするスポーツ全般がニュージーランド文化の本質の一部である点は否定できません。しかし、近年は、スポーツだけでなく、ニュージーランドらしい独創性や多様性を反映した、質の良い芸術や文化関連イベントの開催が増えてきています。これらは、この国の芸術と文化が成熟しつつあり、世界的にも認められてきていることを表していると言えるでしょう。
ニュージーランド政府観光局のイメージ・ライブラリーからもっと多くの 芸術と文化のイメージを閲覧できます。すべてのイメージはダウンロード可能です。
国立博物館、テ・パパ・トンガレワ内のマラエでは、マオリの文化や歴史、慣習を学ぶことができます。毎日一般に公開されていて、年齢、宗教、国籍を問わず見学が可能です。特別に許可を得れば、祭儀場として借りることもできます。
©: Te Papa Museum
マオリの人々にとって、籠編みや織り物は単なる手芸ではありません。シンプルなロウロウ(食べ物用の籠)から高貴なカフ・キーウィ(キーウィの羽を使ったマント)まで、どんな作品にも、マオリの神聖かつ重要な精神が凝縮されています。古代ポリネシア文化においては、アーティストの手は創造の神の意思によって動かされる、と信じられていました。
©: James Heremaia
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国立博物館、テ・パパ・トンガレワには、ニュージーランド国民のタオンガ(宝物)が保管、展示されています。見事な常設展と多様な特別展に加えて、パフォーマンスやトークショー、講義、エンターテイメントといった魅力的なイベントが開催されています。テ・パパ博物館は年中無休で入場は無料です。 フォトグラファー: Te Papa Musuem (www.tepapa.govt.nz)
©: Te Papa Museum
タウポ湖のマイン・ベイ南端にある岩壁には、ナトロイランギの彫刻があります。これは、名人彫刻師、マタヒ・ファカタカ=ブライトウェルの最初のロック・カービング作品です。この彫刻を見に行くなら、シーカヤックが一番です。まずクルーズボートでマイン・ベイまで行き、そこからシーカヤックに乗り換えて、間近に彫刻を見ることができます。
©: Chris McLennan
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