地方

メディア業界用サイトのニュースレター(

Eメールによるニュースレター(英語のみ)の登録

  1. 登録されたEメールアドレスを第三者に提供したり、配信以外の目的で使用することはありません。
bottom

トピックス

地域情報: ベイ・オブ・プレンティ

 

地域情報: ベイ・オブ・プレンティ

ベイ・オブ・プレンティ地方は、いくつものビーチと海沿いのライフスタイル、豊富にとれる新鮮な農産物・海産物で有名です。一年を通じて穏やかな気候に恵まれているので、休暇を過ごすには理想的です。ニュージーランドのビーチで過ごす、リラックスしたライフスタイルを体験できます。「パシフィック・コースト・ハイウェイ」のセクションでは、この地方の美しいドライブルートを紹介しています。

 

   

自然の魅力

この地方の最大都市はタウランガです。タウランガはニュージーランド最大の天然港の入り口に位置し、そのハーバーの横にはマオリの聖なる山、マウアオ山(マウント・マウンガヌイ)がそびえています。

マウント・マウンガヌイやパパモアといった海岸沿いの町は、夏になると、ビーチでの休暇を楽しみにやって来る人々で賑わいます。サーフィン、釣りやダイビングなど、この地方では、太陽と砂浜と海を最大限に楽しむことができるのです。

この地方は土壌が肥沃で気候も温暖なので、どんな作物でも栽培することができます。ベイ・オブ・プレンティ地方西部に位置する町、テ・プケは、ニュージーランドのキーウィフルーツ生産の中心地として知られています。この国のキーウィフルーツの約80%は、ここ、ベイ・オブ・プレンティ地方で栽培されており、生産農場はベイ・オブ・プレンティ地方中に広く分布しています。また他にも、アボカド、ブドウ、柑橘類、トロピカルフルーツ類なども、豊富に栽培されています。

 


Bay of Plenty - Scuba diving
Bay of Plenty - Scuba diving
 

歴史

先住民マオリが初めてベイ・オブ・プレンティ地方に入植したのは、13世紀末期か14世紀初期のころでした。伝説によると、彼らは、心の故郷ハワイキから3隻のワカ(カヌー)、「テ・アラワ」「タキティム」「マタアトゥア」に乗ってやってきたと言われています。

この地方の西部には、2隻のカヌー、タキティムとマタアトゥアに乗ってきた、ナティ・ランギヌイ族、ナイテランギ族、ナティ・プケンガ族が定住しました。3隻目のカヌー、テ・アラワに乗ってきたテ・アラワ族は、東部のほとんどの地域と、南へ下ってロトルアまで入植しました。

はじめ、マオリはこの地域を、偉大な探検家として崇められている祖先のトイテトゥアタヒにちなんで、「テ・モアナ・ア・トイ(トイ の海)」と呼んでいました。後にベイ・オブ・プレンティの名前をつけたのは、イギリスの海洋探検家ジェームズ・クックです。「豊穣の湾」と名づけられたこの地域は、ジェームス・クックが当時マオリの人々の歓待を受け、豊富な食物を入手したことによるとされています。今日でもまさにその名前のとおり、この地方は豊富な農作物の生産地です。
Bay of Plenty - Mount Beach from Mauao
Bay of Plenty - Mount Beach from Mauao
 

マオリ文化

ベイ・オブ・プレンティ地方の沿岸部は、歴史的・文化的に非常に重要な地域で、マウアオ山(マウント・マウンガヌイ)、パパモア・ヒルズやマケトゥといった神聖な場所がたくさんあります。パと呼ばれる砦も、この地方に多数点在しています。 マウアオ山は、タウランガ・ハーバーの入り口に位置する神聖な山です。その名前は「朝日に捕らわれた者」の意味で、あるマオリ伝説に由来します。伝説によると、この山には初めは名前がありませんでした。この名無し山は、プフェヌアという美しい山に恋してしまいましたが、悲しくもその恋は破れてしまいます。ある夜、絶望したこの山はパトゥパイアレヘ(妖精たちという意味)に、自分を海まで引っ張って行って、この惨めな人生を終わらせてくれるように頼みました。しかし、移動の途中で朝日が差し始め、夜しか動きのとれない妖精は飛び去ってしまいました。こうして、現在の場所に取り残されてしまったのです。今日ではマウアオ山は、散策や登山などで、多くの旅行者や地元の人々に親しまれています。

パパモア・ヒルズ・カルチュアル・ヘリテージ公園(テ・ラエ・オ・パパモア)は、地元マオリの部族にとっては非常に重要な場所です。10以上のパ(砦)跡があり、そのうちのいくつかは、ニュージーランド最古ともいえるものです。園内には人気の遊歩道があり、頂上まで歩けば、タウランガ・ハーバーやマウアオ山の眺めを楽しめます。

テ・プケ近くにあるマケトゥは、マオリ文化に満ちあふれた地域です。この地にはカヌーの1隻、テ・アラワが着岸し、ハワイキからのマオリ入植が始まりました。前浜にある碑には、この上陸について記されており、ニュージーランド独特の歴史を思い起こすことができます。

これらの歴史的スポットを巡るツアーは多数催行されており、様々なマオリの歴史と文化を知ることができます。
Bay of Plenty - Dolphins
Bay of Plenty - Dolphins
 

アドベンチャー/アウトドア・アクティビティ

長くのびる海岸線や穏やかな気候で知られるベイ・オブ・プレンティでは、海やビーチを舞台に一年を通してさまざまなアウトドア・アクティビティを楽しめます。

イルカと泳ぐドルフィン・スイムは、ここでは外すことのできないアクティビティです。この地方の海は海洋生物が豊富なので、沖へ出ると、イルカ以外にもたくさんの動物の姿を見かけます。トゥファ(メイヤー島)やモティティ島周辺には、タイ、ヒラマサ、ハプクやマカジキが生息し、フィッシングには絶好のスポットとなっています。

ベイ・オブ・プレンティには、ニュージーランドで唯一の海洋性活火山があります。ファカタネ沖に浮かぶホワイト島が活火山そのもので、ボートか飛行機で行くことができます。毎日ボートで行くガイド付きツアーも出ています。安全具を身につけて噴火口のへりに立てば、火口から水蒸気が音を立てながら上ってくるのを間近に見ることができます。

ブローカートと呼ばれる三輪の陸上ヨットが生まれたのも、ベイ・オブ・プレンティです。この画期的な乗り物は、ビーチあるいはパパモアにある専用コースで体験できます。一度乗ってみれば、なぜニュージーランドだけでなく世界でも人気が出たのか、すぐにわかるでしょう。
Bay of Plenty - Blokarting
Bay of Plenty - Blokarting
 

季節の見所

温暖な気候、美しいビーチの数々、のんびりしたライフスタイル。これらすべてが揃うベイ・オブ・プレンティは、ニュージーランド人にとっても人気の休暇先で、特に夏のシーズンには賑わいをみせます。

マウント・マウンガヌイ(地元の人々は「ザ・マウント」と呼びます)は、夏の行楽地として、昔からニュージーランド人に人気のリゾートでした。美しく白い砂浜の続くメイン・ビーチは、ビーチ・バレーやレスキューボート・レースなどが行われます。また、このビーチは、地方で最もサーフィンが盛んなスポットでもあります。

マウント・マウンガヌイとその周辺は、毎年クリスマスと新年の季節になると、たくさんの旅行者で賑わいます。この頃になると、夏のイベントが多数開催され、フェスティバルを楽しみに旅行者がたくさん集まるのです。
Bay of Plenty - Beach at Tauranga
Bay of Plenty - Beach at Tauranga
 

ご存知ですか?

  • 毎年約百万人もの人々がマウアオ山(マウント・マウンガヌイ)を散策・登山します。
  • マウント・マウンガヌイには、ニュージーランド初の人工サーフィン場があります。これは、テイ・ストリート(Tay Street)のビーチ・エリアにあります。
  • 輸出用ニュージーランド産キーウィフルーツの80%以上がベイ・オブ・アイランド産で、テ・プケの町は「キーウィフルーツ生産の中心地」と呼ばれています。
  • トゥファ(メイヤー島)には、世界最大のポフツカワの森があります。