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ニュージーランドの人々は発明や工夫が上手で、フェンス用のワイヤーだけで何でもやってしまうとも言われています。
ベテランセイラー、トニー・レイ氏(47歳)にとって、オークランドのハウラキ湾はまるで自分の庭のようなものです。しかし、子どもの頃からこの湾内でセイリングを楽しんできた同氏ですら、隠れた入り江などまだまだ新しい発見があると言います。
過去6回のレースでは、ニュージーランド艇はルイヴィトン・カップ(挑戦艇決定戦)でもアメリカズ・カップの本戦でも決勝戦に残る実力を誇っています。
ニュージーランドの地に初めて人間が足を踏み入れたその時から、ニュージーランドの人々にとって、海と航海は日々の暮らしに欠かせない存在でした。
アメリカズ・カップを機に、ヨットレースを誰もが見て楽しめるスポーツへと変革したのは、ニュージーランド人イアン・テイラー率いるアニメーション・リサーチ社です。
1992年に造られた伝統的な航海用の双胴カヌー「テ・オーレレ号」は、ポリネシアに由来するマオリの歴史と古来の航海術を伝える船として大きな役割を果たしています。
ニュージーランド原産のカウリは、高く、強く、そしてまっすぐに伸びる木です。そのため船のマストなどに格好の木材として、造船業者に人気がありました。
セイリング先進国、ニュージーランドは、ほとんどの国際大会のトロフィーを手にしてきました。この成功の秘訣は一体どこにあるのでしょうか。