ミランダの渚 Miranda foreshore
ミランダの渚は、約40種類の渉禽類の鳥類が集まる採餌場として世界的に知られています。渚沿いの貝殻の破片が堆積した丘は、鳥たちにとって格好の営巣場所を提供しています。この丘によって、訪れる人々も間近に鳥たちの姿を眺めることができます。
ニュージーランド国内からだけでなく、遠くは1万kmも離れた北極圏から、何千羽もの渉禽類の渡り鳥が種類ごとに異なる季節にミランダの渚へと飛来します。
冬の季節には、ハシマガリチドリ、ミヤコドリ、コトゥク(シラサギ)を代表とする、ニュージーランド南島の鳥たちがミランダの渚を訪れます。ニュージーランドにしか生息しないハシマガリチドリは、すべての個体の嘴が一方向に湾曲しているのが特徴です。
10月になるとニュージーランドの鳥たちは、彼らにとって夏の採餌場である南島へと飛び去り、代わってイースタン・バー・テイルド・ゴッドウィット(オオソリハシシギ)、ターンストーン(キョウジョシギ)、レッド・ネックド・スティント(トウネン)などシギ科の鳥たちが北極圏からの長旅にお腹を減らし、疲れきって到着します。
日に2回訪れる満潮時には、鳥たちは陸側で貝殻の破片が堆積した丘に移動するので、観察がしやすくなります。潮が引きはじめると鳥たちは再び採餌のために、広々としたテムズ川河口へと出て行きます。
ミランダ・ショアバード・センターには、鳥たちに関する様々な詳しい情報や展示が設けられているほか、熱心なバード・ウォッチング愛好家が利用できる質素な宿泊施設も用意されています。
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