northland

ノースランド

ハイライト

  • ミッション・ステーションとストーンストア
  • アート・ギャラリー、アトリエ
  • 果樹園と果物の屋台

ロケーション

  • by car:

    ファンガレイから1時間15分

  • by plane:

    オークランドから45分

ケリケリは、ニュージーランドの歴史に触れたり、アートギャラリーを訪ねたり、地元の旬の果物を味わったりして、個性と味覚が満喫できる町です。

ノースランド
Rainbow Falls, Kerikeri, ノースランド

ノースランドのケリケリは多彩な歴史を受け継ぐ街です。1800年代はじめ頃、この辺りは脅威的な首長ホンギ・ヒカの本拠地でした。彼は北島全域の他部族に恐れられていましたが、一方では宣教師とは良好な関係を築き、サミュエル・マーズデンにニュージーランドで2番目となる伝道所の設立を許可しました。

これがケリケリ・ミッション・ステーションで、現存するニュージーランド最古のヨーロッパ式建築物、ケンプ・ハウスとして保存されています。1821年に建設され牧師のジョン・バトラーが居留した優雅な木造住宅は史跡保存協会に登録されています。

すぐ近くにあるストーン・ストアも1832年建造はニュージーランド最古の石造建築物です。設計はウエスレヤン(メソジスト派)宣教師のジョン・ホッブスが担当し、ニュー・サウス・ウェールズの刑務所を出た石工の手で建造されました。本来の目的はテ・ワイマテの直営農場で収穫される大量の小麦を貯蔵することでしたが、小麦の生産は思うようにいかず、カウリの樹脂の売買所として使われることになりました。

ケリケリ・ベイスンを見下ろす場所にあるコロリポの段状の斜面にはパ(砦)がありました。ヨーロッパから人が来る前の時代には柵が張り巡らされていましたが、1820年代はじめ頃に宣教師が住むようになった時には、ホンギ・ヒカ配下の村落ができていました。パのあった場所は今日は環境保全省によって保護されています。

現代のケリケリは小規模ワイナリーやショッピング、ギャラリー、レストランなど、人生をより豊かに彩る体験を求めて人々が集まる場所となっています。週末には地産地消の食材や手作りの品が並ぶマーケットが2種開催されています。屋外席のあるカフェやワイナリーで食事をしたり、手作りチョコレートやリモンチェッロを味わったりするのもよいでしょう。ニュージーランド産にこだわった独自のスキンケア自然化粧品も幅広く生産されています。

また、ケリケリへに入る道路のまわりには果樹園が並び、道路脇にある売店では旬の果物を気軽に買うことができます。道中、アーティストのアトリエの看板も見逃さないようにしましょう。陶芸家や画家が多く住むケリケリは、芸術の町としても知られています。 

ケリケリ・ベイスンの駐車場から1時間ほど歩くとレインボー・フォールズの27mの滝が見えます。車なら数分で行くことができます。郊外のプケティ・フォレストはハイキングにぴったりです。車いすに対応した板張りの遊歩道の先には、立派なカウリの木々が茂っています。

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