世界中のトレッカーが憧れる、麗しの森へ

Emerald Lakes, Tongariro Crossing, New Zealand
Milford Trek, New Zealand
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ニュージーランドの大自然は雄大かつ繊細。そして、現実のものとは思えないほど美しい風景に満ちています。そんな大自然にふれたいなら、やはりトレッキングがおすすめ。国内には実に多くのトレッキングコースがあり、世界各国の人々を魅了しています。

ニュージーランドのトレッキング事情とは?

登山経験がある方や体力に自信のある方なら、この国のトレッキングを快適に楽しめることでしょう。日本の山の縦走などに比べるとフラットな谷を歩くコースがたくさんありますし、夏(12~2月頃)は、日没が遅いので早起きする必要もありません。

また、山道の渋滞もなく、熊や蛇など危険な動物もいませんから、360度広がる桃源郷のようなパノラマを、のんびりとひとり占めできます。ただし、体力づくりと装備は万全にしておきましょう。雨具、ザックカバー、予備の着替えや防寒具は必携です。

人気コースはミルフォード・トラックとルートバーン・トラック

最も有名なコース、といえば、やはりミルフォード・トラックです。フィヨルドランド国立公園内にある全長53.5kmのコースで、自然保護の観点から入山規制がありますが、それだけに道中で見られる風景は格別のもの。

3泊4日の行程では、鱒が気持ちよさそうに泳ぐクリントン川の清流、目にも鮮やかな黄緑色の苔が地面を覆う原生林、マッキンノン峠から望む山々と氷河の谷の絶景など、忘れられない風景に出会えます。

また、全長32km、2泊3日のルートバーン・トラックも人気のコースです。山と谷を交互に歩くためアップダウンはありますが、高層湿原帯やブナ の森、澄み切ったマッケンジー湖、ダーラン山脈の大パノラマに迫力のルートバーン滝など歩くほどに見どころが現れ、トレッカーを飽きさせません。

どちらのコースもシーズンは11月~4月下旬。挑戦するなら、日本発着のトレッキングツアーや現地発のガイド付 ウォークへの参加がおすすめです。

ミルフォードは前泊、後泊を含め5泊6日を要しますが、ガイド付ウォーク専用の山小屋では、食事やワイン、お弁当に午後 のお茶まで用意してもらえますので重い荷物をかつぐ必要がありませんし、ガイドから樹木や風景についての解説が聞けますから、自然の理解度や面白さも倍増 します。

もちろんケガや悪天候などトラブル時の対応も万全。しかも山小屋にはベッドを備えた個室、シャワーや乾燥室も完備されており、至れり尽くせりで す。

アベル・タスマン・コースト・トラックで、海と森を両方楽しむ!

南島北西部にあるアベル・タスマン・コースト・トラックは、ビーチと森を交互に歩く全長54.4kmのコース。ただし、道中に複数あるポイントから船に乗って帰れるので、体力に合わせて無理なく楽しめます。

森の中の道はよく整備されており、エメラルドの海とオレンジ色のビーチ、ヤシの木を思わせる大型のシダなどトロピカルな風景の中を、爽快な気分で歩けます。

ウォーク+カヤックがセットになったツアーもあるので、ぜひ挑戦してみてください。運がよければ、人なつっこいオットセイの群れと出会うこともあり、幸せな気分に浸れそうです。

ここで紹介したコースはほんの一例。国内には数え切れないほどのトレッキングコースがあり、それぞれに違う表情を見せてくれます。

さあ、車を降りてゆっくりと歩き出しましょう。肌をなでる風、大地の感触、鳥の囀り、木漏れ日の眩しさ。すべてが身体に染み込んでくるようです。ニュージーランドで日常を忘れ、大自然との対話を心ゆくまで楽しんでみませんか?

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