セントラル・オタゴの広い範囲にワイナリーが点在していますが、クィーンズタウンから最も近いのは、山々に囲まれたカワラウ川のほとりに位置するギブストン地区です。
「ブドウの谷」として親しまれているクィーンズタウン近郊のギブストンは、ニュージーランドでも特に風光明媚なワインの産地です。クィーンズタウンの中心部から約25分、ピノ・ノワールが名産で、セラードアとワイナリー・レストラン、そして絶景の楽しめるサイクリングコースで知られています。
険しい山々とカワラウ渓谷の岩壁に挟まれた場所に広がるブドウ園は標高が高く、寒い冬、暑く乾燥した夏、そして日中と夜間の気温差が極めて大きいという特徴があります。こうした厳しい条件があるからこそ、優れたワインを安定して造ることができ、世界的な評価と国際的な賞多数を獲得しています。
ここで栽培されるブドウは70%以上がピノ・ノワールです。その他、シャルドネ、ピノ・グリ、リースリング、ソーヴィニヨン・ブランなどの品種も栽培されています。
クィーンズタウンとギブストンのワイナリーを巡る方法はいくつかあり、ガイド付きのテイスティング体験でも、自由な個人旅行でも楽しめます。
ガイド付きワイン・ツアーに参加する
ガイド付きのワイン・ツアーなら、移動手段は含まれていますし、1日で複数のセラードアを訪れることができます。少人数グループの日帰りツアーから貸切りのプライベート・ツアーまで様々なオプションがあり、ブドウ園の見学、ワイン講座、ランチ、料理とのペアリングが含まれるものもあります。
ワイナリーのシャトルを利用する
クィーンズタウンの中心部とギブストン・バレー・ワイナリーを結ぶシャトルサービス(opens in new window)は1日に数本運行されています。乗り降り自由のホップ・オン・ホップ・オフやワイン・ホッパーは、自分のペースで複数のワイナリーを巡りたい方に柔軟なサービスを提供しています。
時刻表やルートは変更される場合がありますので、詳細を確認してから立ち寄るワイナリーを選ぶようにしましょう。
車でドライブ
セルフドライブで移動すれば、ワイナリーとアロータウン、ヘイズ湖、カワラウ川の吊り橋などの近隣の見どころを組み合わせて楽しめます。出発前にルートを決めて、時間に余裕を持たせて予約を入れましょう。また、飲酒しない運転者は必ず決めておいてください。
ブドウ園に滞在する
ワインの産地でゆったりと過ごしたい場合は、ギブストンに宿泊するのがおすすめです。ブドウ園併設のコテージや小規模高級ホテルに泊まれば、日帰りの観光客がクィーンズタウンに戻った後も、この渓谷の魅力を満喫できます。
サイクリングはギブストンの景色を満喫する方法として特におすすめです。ギブストン・リバー・ワイン・トレイル(opens in new window)はカワラウ川にかかる歴史ある吊り橋の近くからスタートして、カワラウ川沿いにブドウ園を抜け、いくつかのワイナリーのセラードアを通ります。また、このトレイルはクィーンズタウン・トレイルの広範なネットワークや、アロータウン、クィーンズタウン方面へのルートにも接続しています。
渓谷を軽く走りたい方も、少し離れた場所からスタートして、一日たっぷりサイクリングを楽しみたい方も、レンタサイクルや電動アシスト付きの自転車が利用できます。業者によっては、自転車のレンタルに加えて送迎シャトルを提供しているので、片道だけ自転車で走ることもできます。
4月になると、アロータウンの街並みはオレンジや赤茶色に色づいた木々に彩られます。そして、アロータウン・オータム・フェスティバル(opens in new window)で歴史ある金鉱の町に活気があふれます。
毎年、期間中に開催されるパイ、パイント、ピノ(opens in new window)には、ピクニック用のブランケットを持っていきましょう。地元のピノ・ノワールを片手にゆったりとくつろぐことができます。