ニュージーランドのビザ各種と渡航条件について さらに詳しく
ニュージーランドは様々な目的で訪れる人々を歓迎しています。ニュージーランド到着時にスムーズに入国できるよう、適切なパスポートとビザを用意しておきましょう。ニュージーランドに入国する際は、滞在日数プラス3ヶ月以上の残存期間がある有効なパスポートと、必要に応じて取得しておいたビザ(査証)を提示することになります。*
このページでは、ニュージーランドの主なビザに関する情報をまとめました。
以下の場合はビザを申請する必要はありません。
ビザ取得が免除されていてもニュージーランドに滞在する場合は、渡航前にNZeTA(電子渡航認証)(opens in new window)を取得しておく必要があります。日本語での申請書説明ガイドはこちら(opens in new window)。申請費用は、NZ$17(アプリからの申請)、NZ$23(ウェブサイトからの申請)です。更に申請時に国際観光税(International Visitor Conservation and Tourism Levy (IVL))として、NZ$35が必要となります。尚、申請費用は予告なく変更される場合がありますので、必ず事前に上記英語サイトでご確認ください。尚、申請から取得まで、最大72時間かかる可能性がありますので、渡航前に早めに申請を済ませてください。
上記に該当しない場合は観光ビザが必要です。観光ビザ(opens in new window)はオンラインで簡単に申請できます。
ニュージーランドへ出発する前に、必ずパスポートの残存期間をチェックしましょう。帰国便の搭乗予定日以後、少なくとも3ヶ月間有効でなければなりません。またNZeTAや観光ビザの申請は必ず早めにご準備ください。NZeTAはNZ移民局(Immigration New Zealand)の公式ウエブサイトからのみ申請が可能ですので、ご注意ください。
12才以上で生体認証式一般旅券(電子パスポート)を保持していれば、ニュージーランド税関のeGateサービスを利用できる場合があります。このサービスは、税関と入国審査の通過をより迅速にして、ニュージーランド滞在を楽しめるようにするために導入されています。
ワーキングホリデー・ビザ(opens in new window)は18才~30才(国によっては35才まで)の若者を対象としています。滞在期間や就労など各種の制限がありますが、現地で働きながら最長12ヶ月(イギリス人は23ヶ月)まで旅行することができます。このビザを取得するには、所定の要件を満たすとともに、以下を証明しなければなりません。
数年単位でニュージーランドに滞在し、就労や居住生活を希望する場合は、ワーク・ビザかレジデント・ビザを取得してください。いずれも、申請前に就職先を確保する必要があります。
ウェブサイト New Zealand Now (opens in new window)には、ニュージーランドの就労事情、業界概要、就職活動のヒントや求人サイトの一覧などが掲載されていますので、参考にするとよいでしょう。
オーストラリアを経由してニュージーランドへ行くつもりなら、場合によってはオーストラリアのビザが必要です。詳しくは旅行代理店か航空会社に問い合わせてください。
ニュージーランドを経由して他の国へ行く場合、例外として特に認められている場合を除き、乗り継ぎ用のトランジット・ビザ(opens in new window)が必要になります。
旅行者の方々により安心、安全でスムーズな入国手続きを提供するため、オンラインによる事前の入国手続きが可能になりました。NZTD(ニュージーランド入国申告)/Traveller Declaration*英語サイト から手続きしてください。ニュージーランドへの出発時刻の24時間前からオンラインで送信が可能となります。(送信後もニュージーランドでの入国審査前までであれば変更・修正が可能です。)。日本語での説明書(opens in new window)と以下の動画でも手続きをご案内しています。動画で日本語字幕が表示されない場合は、「設定」*歯車マークをクリックし、「字幕」から日本語をお選びください。
オンラインでの手続き以外に、従来通りの記入式カードでも入国審査ができ、ニュージーランド行きの航空機内、または到着ターミナルに用意されています。
入国審査後、手荷物を受け取ったら、税関・検疫に進みます。ニュージーランドでは、特有の環境を守るため、持ち込みが禁止もしくは制限されている物品があります。検疫上、何らかのリスクに関連するものはすべて、自主的に申告しなければなりません。主に注意が必要なのは、食品、植物、動物製品、アウトドアレジャー・スポーツ用品などです。
手荷物は探知犬やエックス線検査機などで調べます。リスクにつながる物品がないか、荷物を開けて係員の検査を受けるよう指示されることもあります。
罰金や没収などの事態を避けるためにも、持ち込み禁止・制限について事前に把握しておきましょう。持ち込み禁止・制限と申告義務についてはニュージーランド第一次産業省(バイオセキュリティ)(opens in new window)のウェブサイトを参照してください。
ニュージーランド入国に際して、17歳以上の旅行者であれば、一定の範囲で酒類・タバコ類を免税で持ち込むことができます。免税範囲については、ニュージーランド税関(opens in new window)のウェブサイトを参照してください。
*2019年10月1日より、ビザ免除国(別ウインドウで開きます)からの訪問者は、ニュージーランドに渡航する前にETA(電子渡航認証)の手続きを済ませておくことになっています。また、IVL(国際観光税)を支払わなければならない場合もあります。ETAとIVLの詳細については、ニュージーランド移民局(別ウインドウで開きます)を参照してください。