チャタム諸島は大海の荒波に囲まれた自然豊かな離島です。海の幸にも恵まれています。

南島の東沖、800kmに位置するチャタム諸島は、主要観光ルートから遠く離れた場所ですが、素晴らしい景観を楽しみ、温かいもてなしを受ければ、いつまでも思い出に残る観光地となるでしょう。 

モリオリ族の故郷

チャタム諸島に最初に住んだのは、マオリの人々と同じようにポリネシアに祖先を持つモリオリ族の人々でした。次にやって来たのはオットセイ猟や捕鯨をしていたヨーロッパ人たち、そしてニュージーランド本土のマオリの人々が後に続きました。モリオリ族の子孫は今もチャタム諸島に暮らしています。新しく建設されたマラエ(集会所)テ・コピンガは、彼らの文化復興の証です。

チャタム諸島
Missionaries house.jpg, チャタム諸島

アウトドアを楽しむ

ここではたくさんのアウトドア・アクティビティを体験できます。人けのないビーチでリラックスしたり、荒涼とした風景の中をハイキングしたり、チャタム・アイランド・ブラック・ロビンなどの珍しい鳥類や植物を見ることもできます。テ・ファンガ・ラグーンでは、スイミング、カヤッキング、セイリングが楽しめます。釣りができるスポットもあります。海岸沿いを歩けば、古代の化石を目にするかもしれません。人間が居住する場所としては地球上で一番最初に日が昇る、隣のピット島へボートで渡ってみるのもおすすめです。

Seal colony, Chatham Islands, ニュージーランド

昔ながらのもてなし

チャタム諸島では穏やかで気さくな住民が昔ながらの温かいもてなしで訪れる人を迎えます。旅行者は事前に宿を確保しておかなければなりません。島ではホスト制度が運営されており、滞在中は宿泊先のホストが責任を持って宿泊客の世話をすることになっています。地元のツアーガイドは私有地にある多くの見どころを訪れる許可を持っているので、滞在中に手配するのがおすすめです。

チャタム諸島へはオークランドウエリントン またはクライストチャーチから飛行機を利用できます。

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