ニュージーランドのおすすめビーチ

ニュージーランドの人にお気に入りのビーチを聞けば、きっと答えは人それぞれ。そんな多彩な魅力を感じられる、四季を通して美しいビーチを10ヶ所ご紹介します。

1. マイタイ・ベイ(ノースランド)

マイタイ・ベイは、透き通った海と白くやわらかな砂浜が魅力で、多くのニュージーランド人にとって毎年夏の理想的なバカンス地となっています。泳いだり、シュノーケリングを楽しんだり、カヤックで海を巡ったり、あるいはただのんびりと過ごすのもおすすめです。

海から少し離れて、ニュージーランド最北端のワイナリー「Karikari Estate(opens in new window)(カリカリ・エステート)」を訪れてみてはいかがでしょうか?シャルドネからシラーまで、多彩なワインを試飲できます。

自然を満喫したい方には、マイタイ・ベイ・キャンプ場(opens in new window)で星空の下キャンプをする体験がおすすめです。視界を遮るのは、美しいポフツカワの木(ニュージーランドのクリスマスツリー)だけです。もう少し贅沢な滞在を望むなら、絵のように美しいカリカリ半島にある、広大な敷地を誇る高級リゾート「Carrington Estate(opens in new window)(キャリントン・エステート」での滞在がおすすめです。

2. ナインティ・マイル・ビーチ(ノースランド)

もっとアクティブな一日を過ごしたい方には、ナインティ・マイル・ビーチがおすすめ。ボディボードや乗馬、ブローカート(風を利用したカート)、さらにはビーチでの投げ釣りなど、多彩なアクティビティを楽しめます。このビーチは公式には「高速道路」扱いですが、4WD車のみ通行可能なため、カイタイア(Kaitaia)やパイヒア(Paihia)からの観光バスツアーを利用するのが安心です。

周辺には宿泊施設も充実しているので、一泊してゆっくりとビーチを満喫するのもおすすめです。車で約30分の場所にはララワ・ビーチ・キャンプ場(opens in new window)(Rarawa Beach campsite)があり、さらに近くでユニークな宿をお探しなら、フカテレ・ロッジ(opens in new window)(Hukatere Lodge)がおすすめ。ニュージーランド最北端・アウポウリ半島の西海岸に佇むこのエコ宿は、電力と水を自給自足しており、自然との一体感を味わえる特別な滞在が叶います。

ちなみに「ナインティ・マイル・ビーチ」という名前ですが、実際の長さは約88km(約55マイル)なんですよ!

3. ターファラヌイ地域公園(オークランド)

「オークランドで最も知られていない絶景スポット」とも言われるタファラヌイ・リージョナル・パークは、オークランド中心部からおよそ90km、長い砂利道の先にあります。たどり着いたその先には、絵のように美しい白砂のビーチ、豊かな野生動物、自然散策が楽しめるトラック、そして小さな岩場のタイドプール(潮だまり)が広がっています。Tāwharanui キャンプ場(opens in new window)でテントを張って一泊すれば、満点の星空の下での特別なひとときを過ごせます。

また、公園から車で約15分の距離にあるスカルプチュリアム(opens in new window)(Sculptureum)(opens in new window)も必見です。庭園、アートギャラリー、レストランが一体となったこの施設では、五感を刺激するひとときが楽しめます。もし週末に訪れるなら、毎週土曜日に開かれるマタカナ・ファーマーズマーケット(opens in new window)にも立ち寄ってみてください。地元の味と温かな雰囲気に癒されること間違いなしです。

4. ピハ・ビーチ(オークランド)

黒砂のビーチとダイナミックな波、そして海の中にそびえ立つライオン・ロック(Lion Rock)で有名なピハ・ビーチは、オークランドの西海岸を代表する自然の宝庫です。ライオン・ロックはその名の通り、まるで座っているライオンのような形をしており、ビーチのシンボル的存在です。

市内から車でわずか1時間ほどでアクセス可能なため、日帰りにも最適。あたたかい黒砂の上でピクニックを楽しみながら、熟練サーファーたちが大波に挑む姿を眺めるのも格別です。また、周囲には原生林を歩くハイキングコースがいくつもあり、自然とのふれあいを楽しめます。特に近くにあるキテキテ滝(Kitekite Falls)は、その美しさに心を奪われることでしょう。

オークランド西海岸のビーチ探訪

5. カセドラル・コーブ(コロマンデル)

カセドラル・コーブは、自然が作り出した壮大なアーチ型の岩が特徴の絶景スポットで、ニュージーランドを代表する名所のひとつです。アクセスはボート、カヤック、または徒歩のみ。まずはアーチの下で記念写真を撮ったら、木陰を見つけて金色の砂浜でピクニックを楽しみましょう。

時間に余裕があれば、車でわずか10分の場所にある人気スポット、ホット・ウォーター・ビーチ(Hot Water Beach)にもぜひ立ち寄ってみてください。砂を掘ると天然温泉が湧き出し、自分だけのビーチスパが体験できます。

コロマンデル探訪

6. マウガヌイ・ビーチ(ベイ・オブ・プレンティ)

地元の人々に「ザ・マウント(The Mount)」と親しまれているサーフタウン、マウンガヌイ。その目の前に広がるマウンガヌイ・ビーチは、サーフィンに最適な波、ビーチ沿いのカフェ、そして果てしなく続く白砂で、常にニュージーランドのベストビーチに選ばれています。

歩くのが好きなら、マウアオ(Mauao/マウント・マウンガヌイ)にぜひ登ってみてください。頂上からは、美しい半島のパノラマビューが広がり、思わず息をのむ絶景です。

7. ワラリキ・ビーチ(ネルソン・タスマン)

ファラリキ・ビーチは、ニュージーランド南島の最北端に位置する、手つかずの自然が広がる秘境のビーチです。アクセスには、なだらかな牧草地を徒歩で横断する必要があり、その道のり自体が冒険のようです。

たどり着いた先には、野生動物、洞窟、タイドプール、そして巨大な砂丘が待ち受けています。人の手が加えられていない壮大な自然の風景に、心も体もリフレッシュされることでしょう。

8. エイベル・タスマン国立公園(ネルソン・タスマン)

ネルソン・タスマン地方には魅力的なビーチが多すぎて、一つだけ選ぶのは至難の業。人気のアンカレッジ・ベイ(Anchorage Bay)では金色の砂浜でキャンプが楽しめ、ニュージーランド国民がクラウドファンディングで購入したことで有名なアワロア・ビーチ(opens in new window)(Awaroa Beach)も訪れる価値あり。エメラルドグリーンの海で泳ぎたいならトレント・ベイへ(Torrent Bay)。

さらに静かな時間を過ごしたい方には、カヤックでオブザベーション・ビーチ(opens in new window)(Observation Beach)まで行って、海辺でのキャンプがおすすめです。

豆知識:「ピープルズ・ビーチ(People’s Beach)」とも呼ばれるアワロア・ビーチは、ニュージーランドの人々がクラウドファンディングで買い取った特別な場所なんです。

9. ホキティカ・ビーチ(ウエスト・コースト)

西海岸で唯一、海岸沿いにある町ホキティカは、豊かな歴史を持ちながらも、どこか野性的な魅力に溢れています。天気は荒れ模様の時もありますが、ここで見られる夕日はまさに絶景。写真好きにはたまらないスポットです。

夏に訪れるなら、海辺で見つけた漂流木や貝殻などを使って地元の人々がアートを作るドリフトウッド&サンド・フェスティバル(Driftwood and Sand Festival)もお見逃しなく!

10. コエコヘ・ビーチ(ワイタキ)

コエコヘ・ビーチの魅力といえば、何と言っても約6500万年前に自然にできた巨大な丸石、モエラキ・ボールダーズ(Moeraki Boulders)。直径が2メートルにも達し、重さが数トンある岩がビーチに点在しており、その姿はまるで古代の彫刻のようです。

知っていましたか?このビーチには50個以上のモエラキ・ボルダーが存在します。

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