古くから伝わるMāoriの岩絵から大型の猛禽類まで、ティマルにはほかでは見られない見どころが数多くあります。その中からおすすめをご紹介します。
南島各地の崖や洞窟には、神話に登場する生き物や、今では絶滅した在来動物を描いた美しい岩絵が残っています。Haast's eagle(ハルパゴルニスワシ)という巨大なワシや、飛べない大型鳥のMoa(モア)などが描かれています。Māoriが何世紀も前に描いたこれらの岩絵の中には、ポリネシアから初めて渡来した800年前にまでさかのぼるものもあります。Te Ana Māori Rock Art Centre(opens in new window)の展示室では、この古代の芸術を伝える見事な作品8点を鑑賞できます。また、アオテアロア・ニュージーランドで唯一の岩絵ガイドツアーに参加し、Ōpihiの洞窟を巡ることもできます。
ニュージーランドに生息する3種の在来の猛禽類は、いずれも優れた狩りの能力を備えています。New Zealand falcon(ニュージーランドハヤブサ)は時速200kmにも達する速さで飛び、空中でほかの鳥を捕らえます。Harrier(ミナミチュウヒ)は上昇気流に乗って旋回しながら獲物を探します。Morepork(ニュージーランドアオバズク)はほとんど羽音を立てずに飛び、気づかずにいる昆虫やげっ歯類に忍び寄ります。New Zealand Raptor Experienceのツアー(opens in new window)では、こうした鳥について詳しく学び、病気やけがの後にリハビリを受けたものの、野生に戻れない鳥たちに出会えます。ツアーの利益は、鳥たちの世話や教育、保護を呼びかける活動に使われます。
Mesopotamia(opens in new window)はサザンアルプスの近くに位置する、美しくも険しい山岳地帯です。同じ名を持つ地域とは異なり、こちらのMesopotamiaには、雄大で起伏に富んだ山々と、氷河が解けた水が流れる川が広がっています。Te Kahui Kaupeka Conservation Parkの一部をなし、短い散策からハイキングまで楽しめる魅力的なコースが豊富です。 テ・アラロア・トレイル(opens in new window)の一部区間もここを通っています。この地域にあるMesopotamia Station(opens in new window)は、現在も営まれている大規模な牧場で、特色ある宿泊施設や狩猟、観光の体験を提供しています。
ティマルには、地域の自然の美しさを楽しめる短い散策路やサイクリングコースが数多くあります。おすすめはピール・フォレスト(opens in new window)、Dashing Rocks(opens in new window)、 Little Mount Peel(opens in new window)、Jack’s Point Lighthouseなどです。より本格的なサイクリングを楽しみたい方には、Central South Trail(opens in new window)がおすすめです。旅のヒント:無料のTimaru Trails Appをダウンロードすると、さらに多くのおすすめ情報を見つけられます。
The Vicarage(opens in new window)は地域のランドマークです。しかし、現在の姿になるまでは、誰にも愛されていませんでした。ここに住んでいた牧師たちは「古くて寒い」と言い、暮らすのを嫌がっていました。牧師たちが去った後、地元の美術工芸協会がしばらく我慢しながら使っていましたが、やがて協会も建物を離れました。長く使ってくれる人が見つかる見込みもなく、最終的にはパーティー用の貸し家になりました。それでも、精巧なステンドグラスの窓や装飾豊かな木製パネルは、不思議なことに、損なわれることなく残りました。現在、この築120年の建物は美しく修復され、断熱工事も施されて、ブティックホテルに生まれ変わりました。今では多くの人に愛されていると言ってよいでしょう。
無料の試飲やジンの製造工程の見学を楽しめるHumdinger Gin(opens in new window)の試飲・販売スペースを訪れてみましょう。床から天井まである大きな窓越しに蒸留所の作業場を見渡せます。柑橘類の皮むきからアルコール度数の測定、ボトルへのラベル貼りまで、すべての工程が手作業で行われている様子を見学できます。
Geraldine Farm Tou(opens in new window)rに参加すると、ニュージーランドで羊を育てる牧場主の仕事について知ることができます。羊の毛刈りや、牧羊犬が羊の群れを誘導する様子が見どころです。また、春(9月~11月)に訪れると、子羊に餌をあげる機会もあります。