1770年、キャプテン・クックがキャッスル・ロックと呼ばれる岩を銃眼の付いた城の壁と勘違いしたことから名づけられました。
キャッスルポイント景観保護区では、茂る松の間を通り、保護区の境界に沿って歩きキャッスル・ロックの麓を目指しましょう。素晴らしい景色が目の前に広がります。
砂州、砂丘と潟湖、そしてこのキャッスル・ロックが保護区を代表する景観です。見事に形成された地形の保護が目的ではありますが、珍しい低木で育つデイジー(キャッスルポイント・ヒナギクBrachyglottis compactus) が見られる国内でも唯一の場所としても知られています。このデイジーは、この地域の石灰岩が砕けた砂上にのみ育ちます。
ニュージーランド・オットセイや数種類のイルカがよく姿を見せます。ときには小型のクジラを見かけることもあります。ここは数多くの鳥類の生息地ともなっています。この地方に滞在するなら、キャッスルポイント灯台までのウォーキングは見逃せない体験です。