カイ(マオリの食)はニュージーランドの人々に広く愛されています。アオテアロアを体験するなら、味覚を使わない手はありません。
カイ(マオリの食)はアオテアロアの人々に広く愛されています。一流シェフが腕をふるうフュージョン料理の名店から気軽に持ち帰れるハンギまで、森林や野山、海、川でとれる伝統食材をふんだんに使った料理を味わってみてください。
アオテアロアを旅していると、行く先々でマオリの食に出会います。海の幸カイモアナ(シーフード)にキナ(ウニ)、山の幸ではピコピコ(シダの新芽)、香味料になるカワカワ、ホロピト、そして豚肉と相性の良い青菜として、コフィティフィティ(クレソン)やプハ(ノゲシ)などが食されています。
昔からの定番料理、ボイルアップには豚肉が欠かせません。オークランド南部にあるハンギ・ショップへ行くと、根菜を入れて煮込んだスープをレワナ・ブレッドと一緒に味わうことができます。
ハンギは食材を地中で蒸し焼きにする伝統料理です。イートイン、持ち帰りとも扱っている店があります。
ポフツ間欠泉で有名なロトルアのテ・プイアへ行くなら、ハンギのランチビュッフェ(opens in new window)かディナータイムのパタカ・カイ(opens in new window)をお見逃しなく。
トウモロコシとクレソンのスープや地中で蒸し焼きにしたチキンなど、マオリ料理と世界の味覚を取り合わせたお食事が楽しめます。もしくは、カイと文化を同時に満喫できるテ・パ・トゥを訪れてもよいでしょう。4時間に及ぶ文化紹介とご馳走を通して、マオリの歴史と伝統、未来への展望に触れることができます。
また、毎年マオリのシェフを招いて季節の素材を使ったタオタカ・カイ(メニュー)を作成しています。
美味しいマオリ料理が味わえる機会をご紹介します。