トンガリロ国立公園

ニュージーランドで一番歴史の古いトンガリロ国立公園は、トンガリロ、ナウルホエ、ルアペフという3つの火山を取り囲むようにあります。幻想的かつ鮮やかなコントラストを成す自然景観でも知られています。

ルアペフ
Old Coach Road, ルアペフ

Camilla Stoddart

ルアペフ
Mt Ruapehu, Tongariro National Park, ルアペフ

Penny Egleton

ルアペフ
Taranaki Falls, ルアペフ

Graeme Murray

ルアペフ
Happy Valley Beginners Area, ルアペフ

Visit Ruapehu

New Zealand
トンガリロ・アルパイン・クロッシング, New Zealand

Graeme Murray

New Zealand
You'll enjoy native forests like this one on the 42 Traverse, New Zealand

Destination Lake Taupo

総面積8万ヘクタール弱を誇るトンガリロ国立公園は、ユネスコの自然と文化の世界複合遺産に登録されています。 ここはマオリの人々にとって文化的に重要な意味を持つ聖地でしたが、マオリの首長テ・へウヘウ・トゥキノ四世(ホロヌク)は1887年、ヨーロッパ人の侵略から守るため、3つの活火山とその周囲を取り巻く地域を、誰もが楽しめる国有の自然保護区とすることを条件に国にその権利を譲渡しました。美しいエメラルドブルー色の火口湖、山間に広がる草原、北島最大の活火山の周辺に湧く温泉など、多様な自然環境にも恵まれています。

主な見どころ

3つの火山は現在も火山活動が続いており、トンガリロ山は2012年8月に噴火したばかりですが、スキー場での滑走や火口湖を巡るトレッキングまで、人々はそのままに楽しんでいます。これも、噴火を早期に予知する警告システムのおかげです。

最も人気の高い一日ハイキングの一つ、トンガリロ・アルパイン・クロッシングは、トンガリロ山とナウルホエ山の間を横断、世界遺産を歩くルートです。約7時間の行程途中では、トンガリロ山に点在する美しいエメラルドブルー色の火口湖を訪れます。 荒涼とした溶岩流跡、冬の雪原、温泉、活動を続ける火口など、国立公園内では様々な珍しい自然の景観を目にすることができます。

ルアペフ(2797m)ナウルホエ(2291m)トンガリロ(1968m)はどれもかなり大きな火山です。トンガリロの山裾は18kmもの長さに及びます。ナウルホエは典型的な円錐形で、実際はトンガリロの噴火口のうちのひとつです。ナウルホエ山は、ピーター・ジャクソン監督の映画『ロード・オブ・ザ・リング』3部作に登場する「滅びの山」の撮影が行われたロケ地として有名です。ルアペフは山に囲まれた王国モンドールとエミン・ムイルの殺伐とした撮影風景に使用されました。

これらの山々は、マオリの人々にとって重要な意味を持つ聖なる山です。マオリの伝説では次のように伝えています。神官であったナトロイランギがトンガリロを探索している間に吹雪に見舞われ凍え死にそうになりました。ポリネシアにあるマオリの故郷といわれるハワイキに、火を送るよう助けを求めたところ、彼の祈りが通じ、現在パシフィックリム・オブ・ファイヤー(環太平洋火山帯)と呼ばれる火山帯にある山々が噴火し、火を届けた、と言われています。

山々の低い斜面には、高山植物や低草木、亜麻などが生い茂り、植生も多様で、固有の鳥類も多く生息しています。ニュージーランドの固有種としては唯一の哺乳類、ショート・テールド・バット(短尾こうもり)ロング・テールド・バット(長尾こうもり)も公園内に生息しています。

宿泊施設

トンガリロ・ノーザン・サーキットとして知られるトレッキングルートには、環境保全省(DOC)が「グレート・ウォーク」用に運営するハット(山小屋)が4軒あります。そのルート以外にも、DOCではサービスの提供があるハットや、サービスのないベーシックなハットを運営しています。

国立公園の麓にあるファカパパ・ビレッジにはキャンプ場からリゾ-トホテルまで数種類の宿泊施設があります。なかでもベイビュー・シャトー・トンガリロはクラシックな古城を思わせる外観の高級ホテルです。ピーク時期は込み合いますので事前予約をした方がいいでしょう。

この他、トゥランギオハクネにも様々なタイプの宿泊施設が用意されています。

主なアクティビティ

トンガリロ・アルパイン・クロッシングとその他のトレッキングルート

火山活動による不思議な自然現象、美しいタウポ湖やタラナキ山の景観で知られるトンガリロ・アルパイン・クロッシングは毎夏、約7万人のハイカーで賑わいます。トンガリロ・アルパイン・クロッシングは日帰りですが、「グレート・ウォーク」のひとつでもあるノーザン・サーキットは4日間、ラウンド・ザ・マウンテンは6日間のトレッキングルートです。他にも、ルアペフの火口など火山活動の様子やいくつもの滝を眺められる短い距離のルートがたくさんあります。

トンガリロ・アルパイン・クロッシングのより詳しい情報はこちら

スキー

ルアペフ山には、スキーもスノーボードも楽しめるファカパパ・スキー場トゥロア・スキー場があります。スキーをしなくても、ボブスレーやチュービングなどを体験できます。ただドライブするだけでも、素晴らしい景色を見渡すことができます。スキーシーズンはたいて7月から始まり、春遅くまで続いていることもあります。夏には、ファカパパでチェアリフトに乗り周囲の景色を楽しんだり、ガイド付きのハイキングでルアペフ山の火口湖へ行くこともできます。

川で楽しむ

トンガリロ川はホワイト・ウォーター・ラフティングを楽しむのに絶好の場所です。グレード3の急流は、スリル満点です。公園内の川や小川には豊富なレインボー・トラウトが生息しているので、フライ・フィッシングも楽しめます。

公園を楽しむヒント

  • 季節に合った衣類や用具類を用意すれば、年間を通じてアクティビティやアドベンチャーを楽しめます。
  • ハイカー用のハットに宿泊する場合は、環境保全省のビジターセンターで入山計画書(トリップ・インテンション・フォーム、Trip Intentions Form)を記入してください。
  • 夏でも冬でも季節を問わず、日焼け止めとサングラスは必要です。
  • ハイキング/トレッキングに出発する前に、環境保全省のビジターセンターで火山活動や天候、トラックの状況など最新情報を確認しましょう。
  • アドベンチャーへ出かける備には、悪天候など万一に備えるように準備しましょう。
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