北島の冬のアクティビティ トップ10

冬ならではの究極の遊び場がここにあります。アドベンチャーもリラクゼーションも含めて、ニュージーランドの北島は冬の旅に必要なもののすべてを備えています。

1.受賞歴のあるワイナリーを訪れる

ニュージーランドのワイナリーは季節を問わず楽しめます。なかでもホークスベイ(opens in new window)の多くのワイナリーは、冬が狙い目です。

スミス&シェスのヘレタウンガ・スタジオを訪れると、特別な空間でとっておきの時間に浸ることができます。本革のソファ、落ち着いた雰囲気の板壁、たっぷりと使ったベルベットが印象的です。

数々の賞を授与されているクラギー・レンジも魅力がいっぱいです。世界的に有名な料理とワイン、テ・マタ・ピークの素晴らしい眺め、上質で寛げるセラードアは、寒い冬の午後を最高の時間にしてくれます。

その他のワイナリー

2.温暖なファー・ノースへ

ノースランドはありふれた観光コースからは外れていますが、手付かずのビーチや太古のカウリの森、有名なプアー・ナイツ海洋保護区など、ニュージーランドでも注目の見どころがあります。

北島の北端にあるケープ・レインガ灯台は、ノースランドで最も有名なシンボルです。マオリのティカンガ(神聖な伝統)によると、タスマン海と太平洋がぶつかり合う岬は死者の魂がこの世を去る場所であり、この国で最も神聖な場所とされています。

パイヒアラッセルを結ぶ短距離フェリーに乗ると、魅力的な海辺の町めぐりが楽しめます。

ワイポウア・フォレストへ向かい、ニュージーランド最大のカウリの木、タネ・マフタ(森の神)を見上げるのもおすすめです。高さ51m、推定樹齢は2,000年と言われています。

その他 ノースランドでできること

3.ウエリントンのバーやレストランでくつろぐ

ウエリントンはグルメ自慢の街です。人口1人当たりのカフェの数はニューヨークを上回り、路地裏にはレストランが軒を連ねています。地元の人々の間では、フラットホワイトはウエリントンで誕生したと言われていますが、これについては熱い議論が交わされているようです。

プレファブ・イータリーは自家焙煎のコーヒーとおいしい焼き菓子で知られています。

ナイト・フラワーは1800年代半ばから1930年代のカクテルを専門に扱うカクテルバーです。この街で流行の最先端を行く人たちと交流できるでしょう。シラバブ、ポセット、ミルクパンチといった用語を調べてからお出かけください。

ウエリントンで最もキュートなレストラン、ブルコット・ストリート・ビストロは、受賞歴のあるシェフ、レックス・モーガンの店です。定番と新しさを融合させたフランス料理はウエリントンで評判になっています。

4.地中に隠れた世界へ

地下のトンネルや川が入り組む迷宮の奥では、夜空にきらめく星のように小さな青い光がまたたいています。

それは生物発光するツチボタルの光です。青い輝きの美しさは写真ではとらえきれません。

この素晴らしい生き物は、世界的に有名なワイトモ洞窟の中で小舟に乗るガイド付きツアーに参加すると実際に見ることができます。さらにアドベンチャーを体験したい場合は、ブラックウォーター・ラフティングのツアーに挑戦してみてください。な「黒い迷宮」や「黒い深淵」といった名前がツアーについている理由は、行けば納得できるはずです。どのツアーを選んでもツチボタルが主役として登場することは確かです。

5.ニュージーランドでも特に美しい山岳地帯でハイキング

概ね温暖な気候のニュージーランドでは、極端に厳しい寒さに耐えなくても、山岳地帯の絶景が楽しめます。

人気の日帰りウォークとして、トンガリロ・アルパイン・クロッシングは常にトップに入ります。その理由は一目瞭然です。全長19kmのレッキングコースは、まるで別世界のような景観が満載です。荒涼とした火山を背景にした鮮やかなエメラルド色の湖はひときわ美しく目に映るでしょう。

短距離で絶景を楽しみたいなら、タラナキ・フォールズ・トラックへ。この遊歩道もトンガリロ国立公園内にありますが、標高が低いので、ブナの原生林と高山植物の低木林という全く印象の異なる風景を見ることができます。

その他のトレッキングコース

6.天然温泉でリラックス

ニュージーランドは温泉地としても有名です。ロトルアには特に多くの温泉があります。

究極の入浴体験をお望みなら、ポリネシアン・スパへどうぞ。酸性とアルカリ性の2種の源泉があり、計28のホットプールが設けられています。

素朴な雰囲気が好きな方には、ワイキテ・バレーがおすすめです。ニュージーランド最大の熱水源であるテ・マナロア・スプリングの近くにある、小ぢんまりとした温泉複合施設です。

その他の温泉・ホットプール

7.ゲレンデで遊ぶ

北島のスキーやスノーボードの本場はルアペフ山です。この山の3ヵ所に計1,000ヘクタールのスキー場があります。火山地形の特徴を活かしたボウルやヒット、ドロップが楽しめます。

なかでもファカパパトゥロアの2つは大規模です。ファカパパは初心者向けのゲレンデが充実しており、トゥロアはニュージーランド最大の高低差、722mの滑走ができることで知られています。シンプルな方がお好みなら、トゥキノ・スキフィールド(opens in new window)へ。スキークラブ所有のリゾートなので一般向けのスキー場ほどの設備はありませんが、混雑を避けてパウダースノーを体験したい場合には絶好の場所です。

8.居心地のいい隠れ家にこもる

ファレカウハウ・カントリー・エステートはリムタカ山脈のふもとにあるニュージーランド屈指のホテルです。起伏に富んだパリサー・ベイの海岸線を眺めながら、大自然の中で心身ともに心ゆくまでリフレッシュできます。

タイロア・ロッジは洗練された、それでいて親しみやすいヴィクトリア調のヴィラで、受賞ガーデンに囲まれた品の良い歴史的建造物に泊まれます。週末の小旅行に最適です。

9.魅力いっぱいのタウポ

シンガポールとほぼ同じ大きさの湖とルアペフ山が目の前にあるタウポは、ニュージーランドでもとっておきの場所と言えます。まずはマイン・ベイにあるナトロイランギのマオリの彫刻へ。この彫刻のある岩壁はボートでしかアクセスできないので、特別な体験になるでしょう。続いてフカ滝へ行くと、狭い渓谷を流れ落ちる滝の圧倒的な水量に驚くはずです。寒い冬の一日の締めくくりには、タウポ・デブレッツ・ホット・スプリングスの温泉がぴったりです。

10.マオリの伝統料理で心身を満たす

冬は特に、美味しいものを食べるとほっとします。ニュージーランドらしい料理を試して見たいなら、マオリの伝統料理「カイ・マオリ」がおすすめです。

テ・パ・トゥ(opens in new window) は、カイ・ホロタイ (マオリ流のカナッペ)、ハンギ (地中で蒸し焼きにする料理)など、マオリの一流シェフが考案したフュージョン料理を提供しています。

オークランドでは、ブルー・ローズ・カフェでハンギ・パイが味わえます。伝統的な方法で調理されたスモーキーな豚肉、かぼちゃ、じゃがいも、さつまいもなどが入ったこのパイは、究極のソウルフードと言えるでしょう。

自分で作ってみたいという方は、ツリートップス・ロッジ・エステートのワイルド・フード・クッキング・スクールに参加すると、自生する植物やハーブの調理法を学び、一日の終わりにグループで一緒にご馳走を堪能することができます。

 

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